シェーンベルクシリーズ第5回は弦楽三重奏曲です!

2025年度よりスタートしたシェーンベルクシリーズ、2025年4月・5月に第1回、そして弦楽四重奏曲に取り組む全3回公演を2025年12月にスタートし、残すところは2026年5月公演のみとなりました。多くの方にご注目いただき、感謝申し上げます。


第5回目の公演はシェーンベルクと弟子たちの関係性にフォーカスして、弦楽三重奏曲(一部デュオ)でお届けします。
3年前から東京・ハクジュホールを拠点として固定のグループとして活動を行っている石上真由子・中恵菜・佐藤晴真のトリオ。ハクジュホールデビュー公演時にも取り組んだ、シェーンベルクとヴェーベルンの弦楽三重奏曲を中心としたプログラムを演奏します。

京都公演は京都大学人文科学研究所准教授の浅井佑太氏、東京公演では音楽ライター小室敬幸氏によるレクチャーと共にお届けします。


Artwork : Sumire Akasaka

出演
石上真由子(ヴァイオリン)
中恵菜(ヴィオラ)
佐藤晴真(チェロ)
小室敬幸 [東京]・浅井佑太 [京都](レクチャー)

主催 : 一般社団法人 Ensemble Amoibe


【Ensemble Amoibeシリーズ第65回公演】
《 シェーンベルク・シリーズ vol.5  – シェーンベルクの交遊録 – 》 

【東京公演】
2026年7月13日(月)19:00開演(18:30開場)終演: 20:30
会場:ルーテル市ヶ谷センター ホール
(〒162-0842 東京都新宿区市谷砂土原町1-1)
 ▣ チケットご購入

【京都公演】
2026年7月14日(火)18:30開演(18:00開場)終演: 20:00
会場:京都文化博物館 別館ホール
(〒604-8183 京都市中京区高倉通り三条上る東片町623-1)
 ▣ チケットご購入

 ※休憩なし90分公演・レクチャーコンサート
 ※義経・九郎会員様は5000円にてお座席指定が可能です。)

プログラム
ヴェーベルン  Anton Webern
  弦楽三重奏曲 作品20(1926〜27)
  弦楽三重奏のための断章(1925)
アイスラー  Hanns Eisler
  ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 作品7(1924)
スカルコッタス  Nikos Skalkottas
  ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲(1939〜42)
ヨハン・ネポムク・ダーフィト  Johann Nepomuk David
  弦楽三重奏曲「ニコロ・アマティの思い出に」作品33-1(1945)
シェーンベルク  Arnold Schönberg
  弦楽三重奏曲 作品45(1946)


チケット
【自由席】 一般 5,000 円 / 学生 1,000 円 (当日 500 円増)
【応援チケット(指定席)】10,000 円

チケットご購入
【4月25日(土)10:00~ いしがみ屋先行販売開始 / 5月2日(土)10:00~ 一般発売開始】
▶teket にて販売。  クレジットカード決済・コンビニ決済・銀行振込 がご利用いただけます。
東京公演
 ▣ EA66 シェーンベルク・シリーズ第5回(2026/7/13) 
 
京都公演
 ▣ EA66 シェーンベルク・シリーズ第5回(2026/7/14)


ARTIST PROFILE

石上 真由子 Mayuko ISHIGAMI  ヴァイオリン

日本音楽コンクール等、国内外で優勝・受賞多数。題名のない音楽会、NHKクラシック音楽館、NHK-FM名曲リサイタルやリサイタル・ノヴァ、「ブラボー!オーケストラ」等に出演。 東響、東京都響、読響、日フィル、京響、仙台フィル、大響、大フィル、ブラショフ国立交響楽団、関西フィル、東京シティ、セントラル愛知、愛知室内、山響など、国内外で多数のオーケストラと共演。欧米各地の音楽祭・演奏会に出演。長岡京室内アンサンブル、アンサンブル九条山メンバー。MusicDialogue,CHANEL室内楽、京都コンサートホール、公共ホール音楽活性化事業登録アーティスト。京都市芸術新人賞、音楽クリティック・クラブ賞、大阪文化祭賞、青山音楽賞、膝堂音楽賞、京都府文化賞受賞。日本コロムビアよりCD ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ」、「ブラームス:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第1番」、ALTUSより「ラヴェル:ツィガーヌ」好評発売中。

中 恵菜 Meguna NAKA  ヴィオラ

桐朋女子高等学校音楽科(共学)を経て桐朋学園大学を卒業後、ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学大学院修士課程を修了。Quartet Amabileのメンバーとして2016年ARDミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門第3位、2019年ニューヨークで開催されたYoung Concert Artists International Auditionにて優勝を果たす。ほかにも横浜国際音楽コンクール、ルーマニア国際音楽コンクール、宗次ホール弦楽四重奏コンクールなどで第1位を受賞。第22回ホテルオークラ音楽賞受賞。今井信子、マルタ・アルゲリッチらと共演し、「題名のない音楽会」「リサイタル・パッシオ」などに出演。国内主要音楽祭にも多数参加し、CHANEL Pygmalion Daysアーティスト、Music Dialogueアーティストとしても活動。元新日本フィルハーモニー交響楽団ヴィオラ首席奏者。佐々木亮、ヴァルター・キュスナーの各氏に師事。

佐藤 晴真 Haruma SATO  チェロ

2019年、長い伝統と権威を誇るミュンヘン国際音楽コンクール・チェロ部門において日本人として初めて優勝し、一躍国際的に注目を集めた。2018年にはルトスワフスキ国際チェロ・コンクールで第1位および特別賞を受賞。
クリストフ・エッシェンバッハ指揮ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団、ペトル・ポペルカ指揮プラハ放送交響楽団、バイエルン放送交響楽団をはじめ、国内外の主要オーケストラと共演を重ねるほか、リサイタルや室内楽にも積極的に取り組んでいる。
2020年『The Senses~ブラームス作品集~』、2021年『SOUVENIR』、2023年『歌の翼に』をドイツ・グラモフォンよりリリース。
これまでに林良一、山崎伸子、中木健二の各氏に師事し、現在はベルリン芸術大学にてイェンス=ペーター・マインツ氏に師事。
第18回齋藤秀雄メモリアル基金賞、第30回出光音楽賞、第32回日本製鉄音楽賞ほか受賞。使用楽器は宗次コレクションより貸与されたE.ロッカ1903年。

浅井 佑太 Yuta ASAI  レクチャー

京都大学人文科学研究所准教授。1988年大阪生まれ。京都大学経済学部経済学科で経済学を、同大学院文学研究科で美学美術史学を学んだのち、ケルン大学哲学科音楽学研究所で博士号(Dr. phil.)を取得。専門は19世紀以降の西洋音楽、新音楽、新ウィーン楽派、音楽文献学。2017年にパウル・ザッハー財団訪問研究員(バーゼル)、2019年にアントン・ウェーベルン全集編纂所実習生(バーゼル大学)を経て、2021年よりお茶の水女子大学音楽表現コース助教、2024年より現職。主な著作に『Anton Webern: Komponieren als Problemstellung (= Beihefte zum Archiv für Musikwissenschaft 85) 』(Franz Steiner)、『作曲家◎人と作品 シェーンベルク』(音楽之友社)など。

小室 敬幸 Takayuki KOMURO  レクチャー

桐朋学園大学 非常勤講師。1986年、茨城県生まれ。東京音楽大学付属高校と同大学で作曲を学んだ後、同大学院では音楽学を専攻(研究テーマはマイルス・デイヴィス)。修了後は大学の助手と非常勤講師を経て、現在は音楽ライター。クラシック音楽、現代音楽、ジャズ、映画音楽を中心に演奏会やCDの曲目解説、雑誌やWEBメディアにインタビュー記事を執筆。現在は『音楽の友』、『PEN』(隔月)、『会報ハーモニー』に連載を持つ。共著に『聴かずぎらいのための吹奏楽入門』『commmons: schola〈音楽の学校〉vol.18 ピアノへの旅』。また、現在進行形のジャズを紹介するMOOK『Jazz The New Chapter』に寄稿したり、TBSラジオ『アフター6ジャンクション』に不定期で出演したりしている。趣味は楽曲分析。


MESSAGE

――シェーンベルクシリーズ(全7回)の第5弾です。

後期ロマン派から無調、そして12音技法に至るまで、作風・形式が大きく変遷した時期にフォーカスした弦楽四重奏の3公演を経て、次に臨むのは晩年に書かれた弦楽三重奏曲です。
十二音技法に移行してもなお、ロマンチシズムを失わず、むしろ調性音楽の様な響きを持つこの三重奏曲は、私にとってシェーンベルクの入り口となった大切な作品です。
彼の弟子であるアントン・ヴェーベルンの弦楽三重奏曲は、幾何学的でありながら、ドラマチック。静と動のコントラスト、奏者の丁々発止の様子を存分に楽しめる作品です。この3人で2年前にハクジュホールで演奏し好評を得たシェーンベルク・ヴェーベルン作品に加えて、アイスラーやスカルコッタス、ヨハン・ネポムク・ダーフィトなど、シェーンベルクの弟子・彼に個人的に師事をしていた作曲家の作品を、浅井佑太氏、小室敬幸氏によるレクチャーと共にお届けします。

シェーンベルクというと、一般的にはとっつきにくいイメージをもたれがちですが、彼の人生を辿ってみると、意外と共感できたり、コロッと好きになる方も出てくるのではないか・・・という期待を込めて(!)お届けするシリーズです。

シェーンベルク・新ウィーン楽派好きな方はもちろん、予備軍の方、周りにそのような方がいらっしゃいましたら、是非お誘い合わせの上お運び下さい!
全7回、ぜひ追っかけていただけましたら幸いです♪

ヴァイオリニスト
Ensemble Amoibe 主宰
石上真由子


今回の出演者、石上真由子・中恵菜・佐藤晴真のトリオは、東京Hakuju Hallを拠点に活動中の弦楽三重奏です。
Hakuju Hallでのトリオデビュー公演でも演奏し、好評を博したシェーンベルクとヴェーベルンの弦楽三重奏曲は必聴!
本公演の1ヶ月前の6月9日(火)には、Hakuju Hallにて、今年没後25年を迎える團伊玖磨、彼の師である諸井三郎に、ベートーヴェンを組み合わせるレアプログラムの公演が予定されております。
こちらと併せて、ご注目・お楽しみいただけましたら幸いです。

2026年6月9日(火) 
石上真由子&中恵菜&佐藤晴真 弦楽三重奏
Hakuju Hall(東京)