シェーンベルクシリーズ第6回はピアノとヴァイオリンのデュオ。

2025年度よりスタートしたシェーンベルクシリーズ、2025年4月・5月に第1回、そして弦楽四重奏曲に取り組む全3回公演を2025年12月から2026年5月にかけて開催、7月には弦楽三重奏公演を開催いたしました。多くの方にご注目いただき、感謝申し上げます。


第6回目の公演は新ウィーン楽派の中心人物、シェーンベルクと弟子のヴェーベルン、ベルク、3人の晩年の作品にフォーカスして、ピアノとヴァイオリンのデュオでお届けします。
主題と変奏は、今回の公演のために作曲家である夏田昌和氏に編曲をお願いしました。ベルクのヴァイオリン協奏曲は、既存のピアノリダクション版に手を加え、より原曲に沿った形になった宮川知子さんオリジナルのバージョンで演奏いたします。

京都公演は京都大学人文科学研究所准教授の浅井佑太氏、東京公演では音楽ライター小室敬幸氏によるレクチャーと共にお楽しみください。


Artwork : Gustav Klimt

出演
宮川知子(ピアノ)
石上真由子(ヴァイオリン)
小室敬幸 [東京]・浅井佑太 [京都](レクチャー)

主催 : 一般社団法人 Ensemble Amoibe


【Ensemble Amoibeシリーズ第67回公演】
《 シェーンベルク・シリーズ vol.6  – 新ウィーン楽派の最期 – 》 

【東京公演】
2026年12月7日(月)19:00開演(18:30開場)終演: 20:30
会場:ルーテル市ヶ谷センター ホール
(〒162-0842 東京都新宿区市谷砂土原町1-1)
 ▣ チケットご購入

【京都公演】
2026年12月23日(水)18:30開演(18:00開場)終演: 20:00
会場:京都文化博物館 別館ホール
(〒604-8183 京都市中京区高倉通り三条上る東片町623-1)
 ▣ チケットご購入

 ※休憩なし90分公演・レクチャーコンサート
 ※義経・九郎会員様は5000円にてお座席指定が可能です。)
 ※学生券をご購入いただける方は30歳未満の方とさせていただきます。予めご了承くださいませ。
 ※学生券をご購入の場合は、学生証をご来場時にお持ちください。

プログラム
シェーンベルク  Arnold Schönberg
  ヴァイオリンのためのピアノ伴奏つき幻想曲 作品47
  主題と変奏 作品43 [ピアノとヴァイオリンのための二重奏版 (編曲:夏田 昌和)]
ヴェーベルン  Anton Webern
  カンタータ 第2番 作品31より
ベルク  Alban Berg
  ヴァイオリン協奏曲《ある天使の思い出に》


チケット
【自由席】 一般 5,000 円 / 学生(U-30) 1,000 円 (当日 500 円増)
【応援チケット(指定席)】10,000 円

チケットご購入
【10月19日(月)10:00~ いしがみ屋先行販売開始 / 11月1日(日)10:00~ 一般発売開始】
▶teket にて販売。  クレジットカード決済・コンビニ決済・銀行振込 がご利用いただけます。
▶東京公演
 ▣ EA67 シェーンベルク・シリーズ第6回(2026/12/7) 
 
▶京都公演
 ▣ EA67 シェーンベルク・シリーズ第6回(2026/12/23)


ARTIST PROFILE

宮川 知子 Chiko MIYAGAWA  ピアノ

東京都出身。桐朋女子高等学校音楽科卒業後、渡仏。リヨン国立高等音楽院ピアノ科修士課程を満場一致の最優秀審査員賞賛付き首席で修了。同音楽院ピアノ伴奏科においても修士号を取得。第14回オルレアン国際ピアノコンクール入賞。また第91回レオポルト・ベラン国際コンクールでは2台ピアノ部門で最優秀賞を受賞する他、第10回トゥールーズ国際フランス歌曲コンクールにおいて最優秀デュオ賞を受賞するなど、ソロから室内楽、歌曲伴奏まで幅広く活動する。文化放送「ハピリーくらしっく」、NHK「ららら♪クラシック」「うたコン」などのメディアにも出演。オーケストラの鍵盤奏者として数多くの公演に参加するほか、ミュージカル「ラヴ」「プラハの橋」では音楽監督および奏者を務める。2026年度、福岡県日田彦山線沿線地域のAIR(Artist in Residence)事業の滞在音楽家に選出され、東峰村・添田町での滞在や地域との交流を通じ作曲活動にも取り組んでいる。桐朋学園大学嘱託演奏員。

石上 真由子 Mayuko ISHIGAMI  ヴァイオリン

日本音楽コンクール等、国内外で優勝・受賞多数。題名のない音楽会、NHKクラシック音楽館、NHK-FM名曲リサイタルやリサイタル・ノヴァ、「ブラボー!オーケストラ」等に出演。東響、東京都響、読響、日フィル、京響、仙台フィル、大響、大フィル、ブラショフ国立交響楽団、関西フィル、東京シティ、セントラル愛知、愛知室内、山響など、国内外で多数のオーケストラと共演。欧米各地の音楽祭・演奏会に出演。長岡京室内アンサンブル、アンサンブル九条山メンバー。MusicDialogue、CHANEL室内楽、京都コンサートホール、公共ホール音楽活性化事業登録アーティスト。京都市芸術新人賞、音楽クリティック・クラブ賞、大阪文化祭賞、青山音楽賞、藤堂音楽賞、京都府文化賞受賞。日本コロムビアよりCD「ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ」、「ブラームス:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第1番」、ALTUSより「ラヴェル:ツィガーヌ」、キングレコードより「ブルックナー&ミヨー」、「他人の顔」、ワオンレコードより「二十四氣」好評発売中。   https://www.mayukoishigami.com

浅井 佑太 Yuta ASAI  レクチャー

京都大学人文科学研究所准教授。1988年大阪生まれ。京都大学経済学部経済学科で経済学を、同大学院文学研究科で美学美術史学を学んだのち、ケルン大学哲学科音楽学研究所で博士号(Dr. phil.)を取得。専門は19世紀以降の西洋音楽、新音楽、新ウィーン楽派、音楽文献学。2017年にパウル・ザッハー財団訪問研究員(バーゼル)、2019年にアントン・ウェーベルン全集編纂所実習生(バーゼル大学)を経て、2021年よりお茶の水女子大学音楽表現コース助教、2024年より現職。主な著作に『Anton Webern: Komponieren als Problemstellung (= Beihefte zum Archiv für Musikwissenschaft 85) 』(Franz Steiner)、『作曲家◎人と作品 シェーンベルク』(音楽之友社)など。

小室 敬幸 Takayuki KOMURO  レクチャー

桐朋学園大学 非常勤講師。1986年、茨城県生まれ。東京音楽大学付属高校と同大学で作曲を学んだ後、同大学院では音楽学を専攻(研究テーマはマイルス・デイヴィス)。修了後は大学の助手と非常勤講師を経て、現在は音楽ライター。クラシック音楽、現代音楽、ジャズ、映画音楽を中心に演奏会やCDの曲目解説、雑誌やWEBメディアにインタビュー記事を執筆。現在は『音楽の友』、『PEN』(隔月)、『会報ハーモニー』に連載を持つ。共著に『聴かずぎらいのための吹奏楽入門』『commmons: schola〈音楽の学校〉vol.18 ピアノへの旅』。また、現在進行形のジャズを紹介するMOOK『Jazz The New Chapter』に寄稿したり、TBSラジオ『アフター6ジャンクション』に不定期で出演したりしている。趣味は楽曲分析。

夏田 昌和 Masakazu NATSUDA  編曲

1968年東京生まれの作曲家・指揮者。東京芸術大学大学院修了後、パリ国立高等音楽院にてG.グリゼイに作曲、J.S.ベローに指揮を学び、同院作曲科を満場一致の首席一等賞を得て卒業。芥川作曲賞や出光音楽賞、Fundaçao Oriente 国際指揮者コンクール第3位(1位なし)など、作曲と指揮の両分野で受賞や入選多数。内外の諸団体や著名なソリストより委嘱を受けて書かれた作品は、世界各地の音楽祭や演奏会にて紹介されている。指揮者としては様々な現代音楽アンサンブルを指揮して海外現代作品の日本初演を含む紹介や邦人作品の世界初演とCD録音に携わり、その数は現在までに180曲を超える。2020年以降では第6回両国アートフェスティバルの芸術監督として3種6公演を成功に導いた他、日本で4度目にして今世紀初の演奏となったアイヴズ「交響曲第4番」の正指揮(タクティカート・オーケストラ)、神奈川県民ホール主催「C×C 夏田昌和×アルノルト・シェーンベルク」、アンサンブル・ヴェネラによるメシアン「トゥーランガリラ交響曲」の指揮、東京都交響楽団定期演奏会における代表作「重力波」の再演(2025年4月)、古楽器と邦楽器によるアンサンブル室町による公演「日々是好日」のプロデュースなどが、いずれも大きな反響を呼び高い評価を受けた。指揮者の阿部加奈子と共に日仏現代音楽協会を創立し、現在は副会長を務める。www.artandmedia.com/artists/masakazu-natsuda/


MESSAGE

――シェーンベルクシリーズ(全7回)の第6弾です。

晩年のシェーンベルク、そしてシェーンベルクの弟子たちの作品に取り組んだ弦楽三重奏回を経て、シェーンベルク・ヴェーベルン・ベルクの晩年の作品にフォーカスします。
新ウィーン楽派最後の輝きを、浅井佑太氏、小室敬幸氏によるレクチャーと共に聴き届けていただくプログラムです。

シェーンベルクというと、一般的にはとっつきにくいイメージをもたれがちですが、彼の人生を辿ってみると、意外と共感できたり、コロッと好きになる方も出てくるのではないか・・・という期待を込めて(!)お届けするシリーズです。

シェーンベルク・新ウィーン楽派好きな方はもちろん、予備軍の方、周りにそのような方がいらっしゃいましたら、是非お誘い合わせの上お運び下さい!
全7回、ぜひ追っかけていただけましたら幸いです♪

ヴァイオリニスト
Ensemble Amoibe 主宰
石上真由子